【終了】涼・夏の水彩色鉛筆展

こちら参加致しました。
「涼・夏の水彩色鉛筆展」吉沢深雪&イラストレーター倶楽部
会期・2022/8/18(木)〜9/8(木) 11:00〜19:00
会場・カランダッシュ銀座ブティック 2F (東京)

上記DMのイラストを描かれている吉沢深雪先生とイラストレーター仲間たちによる展覧会。
「涼をテーマに」&「カランダッシュの画材で」と言うルールの元に描かれた原画が集まります。

私は「お庭でプール」と言う原画1点を出展しています。
(作品の購入をご希望の方は、会場のブティックへお問い合わせください)

【制作過程】
今回の指定画材は、カランダッシュ(スイスの画材メーカー)製のもの。
カランダッシュからは私の得意な透明水彩絵の具が出ていないこともあり、
これまで画材としてはあまり使ったことがないメーカーです。
(ボールペンには10年程前からお世話になっています!)
指定サイズも描き慣れている手のひらサイズより大きめです。

まずはカランダッシュの画材3種を揃え、本番サイズで描いてみました。
3パターン並べて見て、左側の「お庭でプール」に決めました。
でも、いまひとつ納得がいかず…🤔
同じ下絵から紙や塗り方、色合いなどを変えてもう一度描いてみました。
うーん、まだいまいちですね🤔
色や塗り方ではなく、構図やモチーフを変えた方が良さそうです。
改めてiPad上でラフから描き直すことにしました。
頭を使うのはここまで。
デジタルでここまでやっておくと、後が楽です。
↑ここまでが下塗りです。
普段の水彩絵の具の下塗りでは、黄色や藍色をよく使いますが
今回は3色の水彩鉛筆テクナロだけで下塗りしてみました。
紙肌の滑らかな紙とテクナロの組み合わせは、繊細な雰囲気になって好きです😊
カランダッシュのプレキシグラスパレットが大活躍でした。
ここまでで塗りのほとんどは完成です。
一度離れて客観的な目で見て、足りない所をチェックします。
水彩色鉛筆スプラカラーソフトを直接塗ったり、パレットで溶いて塗ったり、テクナロを足したり…
雲や水の光った部分にはホワイトインクも足しました。

続いて額装です。
マットに固定した絵を額に入れて、ついに完成です!
額はデッサン額の太子サイズ。描いた紙がA4用紙なので、それよりひと回り大きいイメージです。

普段はどちらかと言えば手の赴くに任せて線画を書いたり色を乗せたりして描いていますが、
今回は細い線、淡い色をレースをかけるように重ねて、繊細な仕上がりとなりました。
まだまだ暑さの残る時期ですが、ぜひお立ち寄りいただき、直近で観察していただけると嬉しいです😊

展示の様子の写真をいただきました!
ブランドカラーの赤が青空や街路樹の緑に映えて綺麗ですね😃❤️
ズラリと商品が並ぶブティックの壁面での展覧会。
気になる画材や色があれば、すぐにお店で試し書きや購入ができて良いですね😃

【追記】
こちら無事に終了致しました。
ご高覧くださった皆さま、ありがとうございました😊

The Rabbit and a Cracker (Katou Sakura’s website)

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